コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。
コントラバス奏者としての活動を軸に、全国各地の吹奏楽部やオーケストラ部でコントラバスを教えたり、大学のサークルやアマチュアオーケストラの弦楽器のトレーナーをしたり、さまざまなコンセプトを掲げて活動しているオーケストラや吹奏楽団とタッグを組んで指揮者というポジションから各地の音楽文化発展に努めています。
さて、ブログで楽典や音楽理論の話をわかりやすく解説していくということではじまった楽典講座。
全3回にわたって音名について知っておきたいことを書いてきました。
次のテーマに進む前にテスト問題を解いてみてください。
問題を解いて、理解を深め、次のテーマへと進んでいきましょう。
テストはpdfファイルでダウンロードできるようになっており、答えはこの記事の中にあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
楽典講座を通して知ったことが、日々の音楽活動のプラスになったら嬉しいです。
それでは、井口先生の「宇宙一わかりやすい!」 楽典講座スタートです!
テスト 音名について
音名についての問題を5つ用意しました。
カッコの中に当てはまる言葉を書いてみてください。
楽典講座-音名テスト回答はこちら
- 問題1
音の名前のことを音名という
- 問題2
ドイツ語: D E F G A H C
日本語:レ ミ フ ァ ソ ラ シ ド
英語:D E F G A B C
- 問題3
Cis Ges
シャープ(♯)がつくと音は半音(高く)なり、ドイツ音名では言葉の後ろが is に変化
フラット(♭)がつくと音は半音(低く)なり、ドイツ音名では言葉の後ろが es に変化
EとAの音に♭がついた場合は( Es / As )、Hの音は♭がつくと( B )となる
- 問題4
楽譜上の書き方は違っても、実際には同じ音のことを 異名同音 という
- 問題5
C A Gis Dis
B Ges 異名同音はDes
音名を学び終えて
さて、テストはいかがだったでしょうか?
音名を覚えることができたら、その知識はこの先の音楽活動できっと役に立ちます。
小さなできたの積み重ね、知識の積み重ねがより充実した音楽活動へと繋がっていくと思うので、また一緒に勉強していきましょう。
次回、井口先生の「宇宙一わかりやすい!」楽典講座は、音程というテーマに入っていきます。
音程というのは二つの音がどれくらい離れているか?を表すもの。
いったい、どのようにして表せば良いのでしょうか?
この辺りを一緒に考えていきたいと思います。
それでは、また次回の楽典講座でお会いしましょう!