日記

ところで年間通して吹奏楽部、何校くらい指導してますか?

コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

クラシック音楽を中心にコントラバス奏者として活動するほか、中学高校の吹奏楽部やオーケストラ部、大学サークルでコントラバスの講師を務めたり、さまざまなコンセプトを掲げて活動している各地のアマチュアオーケストラや吹奏楽団とタッグを組んで、指揮者というポジションから地域の音楽文化発展に力を入れています。

また、茨城県にある聖徳大学附属取手聖徳女子高校の音楽科でコントラバスの講師を務めています。

SNSやブログではフリーランスの音楽家のキャリアの作り方、また活動の幅の広げ方などの発信し、noteではもう少し踏み込んだキャリアの話などを書いたりしています。

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年間通して何校くらい教えてますか?

今年の夏はX(Twitter)タイムラインを眺めてたら吹奏楽コンクールの話題がたくさん目に留まりました。「指導校が金賞受賞!」とか「代表いただきました!」なんて投稿や「合宿に来てます!」みたいな楽しそうな投稿などなど、他にも悔しい気持ちや来年こそ!という投稿なんかも流れて、各地でいろんな人が頑張ってる様子がたくさん見えました。

で、先日も吹奏楽コンクールの次の大会に向けてのレッスンの様子なんかが流れてくる中で「みんな、たくさんレッスンしてるんだな、どれくらい教えてるんだろう?」と気になり、その場でアンケートを投稿してみました。

36人の方が回答してくださいました

期限は1日で設定してみたところ36人の方が回答してくださいました。

ありがとうございました! 結果はこんな感じ。

年間通して何校くらいレッスンしてますか?(1回のレッスンから定期的に入ってる学校まで)

  • 10校以下:78%

一番多いのが10校以下というライン。演奏活動とのバランスを考えても一番スケジュールが組みやすそうな気がします。部活動全体の指揮を受け持ってるなど一つの学校に当てる時間が多い人もこのラインにいるのかな?と思います。

  • 10校以上〜20校未満:14%

次に多かったのが20校未満のライン。この辺りから夏のコンクールシーズンはけっこう忙しくなりそうな気がします。

  • 20校以上〜30校未満:6%

指導校が20校を超えている人と話したときによく出てくるワードが「パズル」でした。レッスンスケジュールをパズルのように埋めていく作業がガチャっとハマったときはガッツポーズだそうです。

  • 30校以上:2%

30校を超えると移動も多くなりそうなので、外食が増えそうですが何を食べるかに気をつけたら痩せそうですね。あと指導校が多い人は各地の美味しいお店を知ってる確率が高い印象です。


と、いう感じで年間通して何校くらいレッスンしてますか?

というアンケートをとってみた感想でした。

指導校をたくさん持ってることは良いことですが、それよりも何を教えているか、そして一つ一つの学校と良い関係を築けているか?の方が大切なので、教える学校が増えても大切に指導にあたっていきたいと思うところです。

台風も関東に近づいてくるようなので、気をつけてお過ごしください。

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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