日記

指揮研修生の成長日記 #17 『集大成としての演奏会と写真で見る春からの変化』

コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

オーケストラや吹奏楽、室内楽でコントラバスを弾いたり、吹奏楽部やアマチュアオーケストラ、吹奏楽団のパート指導・合奏指導をしたり、指揮者を務めています。

この日記は、コロナ禍に生まれた何もない時間を利用して東京音楽大学の指揮研修講座で指揮を学ぶ僕が、指揮研修生として勉強を重ねていく過程を発信していく日記です。

なぜ、指揮を学びに行っているのかを書いた記事はこちら

集大成としての演奏会

4月から東京音楽大学の指揮研修生として学びはじめ、7月の末で春学期が修了。

9月からはじまる秋学期の継続はしないため7月末でレッスンは終了し、指揮研修生としては一旦終了となるのですが、ちょうど指揮を学びに行きはじめた頃にいただいた指揮の依頼を受けた演奏会が先日終了しました。

タイミング的にも指揮研修生として学びはじめた頃に練習がスタートし、毎週レッスンに通ってる間に練習が進行し、指揮研修生を修了してすぐの本番だったので、僕にとっては指揮研修生としての集大成のような演奏会でした。

記録画像で見る振り方の違い

指揮研修生としての勉強がはじまって、僕は図形の描き方から教わりました。

自分がイメージしている図形と実際に見えてる図形の形が違ったり、思った以上に姿勢が崩れていたりとレッスンの様子を記録した映像を見てはじめて気がつくことがたくさんありました。

以前Twitterに指揮を学びはじめた4月と6月の違いを載せてみました。

4月は全身を使い過ぎてしまっているのか、不安定な感じ。

奏者側から見てもこれだけ身体が動いてしまうと見にくいなあという印象です。

6月はだいぶ下半身が安定してきたように思います。

棒の位置もはっきりと認識できます。

指揮って学べば学ぶほど難しく、学んだことを消化しきれない自分に悔しさを覚えたり向いてないんじゃないかと折れそうになったりしながら自分なりに研究をしてきました。

演奏会の写真で見た変化

そんな感じで指揮を学びつつ、8月に開催された吹奏楽の演奏会を終え、いただいた写真を見たらまた6月とは違った変化が見えました。

演奏会の第一部の写真ですね。

腕がピシッと伸びてたり。

レッスンでもたくさん教わった両手の使い方、距離、広さ。

こうやって4月からの変化を追っていくのも面白いなと思いました。

指揮研修講座、通ってよかった!

おわりに

今回は指揮研修生としての集大成としての演奏会の写真や、レッスンの記録映像からのスクショを使って春からの変化を書いてみました。

確かにこの数ヶ月で大きく変化しましたが、まだスタートラインに立ったばかり。

またこれからも研究を、勉強を続けていきます。

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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