日記

弦楽器パートをサクソフォンが担当する管楽アンサンブルに参加してきました!

先日、面白い編成のアンサンブルに参加してきました。

管楽器を主体とした編成なのですが、なんと弦楽器をサックスが担当するのです。

以前、NSOという弦楽器パートをクラリネットが担当するアンサンブルを聴きに行ったことがありましたが、この演奏スタイルに近いかもしれません。

指揮者の箕輪響さんは、これまでにもさまざまな編成でのアンサンブルにチャレンジしていたり、吹奏楽でコントラバスの協奏曲(カプッツィ)を演奏する機会をいただいたり、いろんな試みにチャレンジしています。

僕もはじめて弦楽器パートをサクソフォーンと一緒に演奏しましたがとても楽しい時間でした。

コントラバスの配置研究

いつも吹奏楽では客席に近い位置で弾くことが多いですが、今回の演奏会はコントラバスを客席側ではなくオケの内側に配置して演奏しました。

バスサックスやバリトンサックスが客席側にあり、最初はコントラバスもその後ろで弾いていましたが、管楽器セクションとの距離が生まれてしまい、少しずつ内側に入っていったら周りから「この位置めっちゃ吹きやすい!」とか「よく聴こえる!」という声のある場所があったため、そこで固定。

僕もファゴットや雛壇にいるチューバの音が聴きやすく、久しぶりに管楽アンサンブルで舞台の内側に入って演奏しましたが、少し移動するだけでこれだけ周りの吹きやすさが変わるのかと、とても良い経験になりました。

ところで、内側って言い方であってるのかな。

僕は自宅療養だった期間もあり前日からの参加でしたが「コントラバス一本入るだけで音が変わる!」と言っていただけたのが嬉しかったです。

またご一緒できる機会を楽しみにしています!

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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