日記

殺伐とした現代社会を生きる中で考えている3つのこと。

コントラバス奏者、吹奏楽指導者、指揮者の井口信之輔です。

コントラバスを弾いたり、教えたり、高校の音楽科で講師をしたり、中学高校の部活動からアマチュアオーケストラ、吹奏楽団などで指揮・指導をしたりしています。

最近はメンタル心理カウンセラーの資格を取得し、誰かの話を聞いたりすることがあったりします。

さて、今日はとくに最近考えていることをさらっと書いてみようと思います。

殺伐とした現代社会をどう生きるか

思い浮かんだタイトルが殺伐とした現代社会を生きる中で考えている3つのこと。だったのでこのテーマで書きはじめていこうと思います。

これは、自分がそうやって見てしまっているだけかもしれませんが、朝の通勤電車の風景だったり、耳にする仕事の愚痴に出てくる登場人物の言動だったり、SNSで誰かに牙を向けたような投稿や、グループ内のやりとりでミスをしてしまった人に対して必要以上に攻撃的になったりしてしまう投稿を見かけたり、なんか今の社会って殺伐としているなと感じることが多いような気がしていました。

同時に、相談事を聞く機会や、ちょっと疲れて一度お休みをするような人が周りに増えたりと、少し心配になったりする出来事も増えたように思いました。

メンタル心理カウンセラーの資格を取得してから、話を聞いてほしいという機会があったりすると僕も一つ経験を積むために耳を傾けたりしています。これは半年くらい無料で空いている時間を使ってやってみようと思っているので、お気軽にメッセージください。

そんな中、どうしたらこの殺伐とした現代社会を楽に生きられるのか?僕なりに考えてみました。

で、出てきた答えはとってもシンプルでした。

すべてのことは”どうでもいい”

出てきた答えがコレで、基本的にすべてのことはどうでもいいんですね。

誰が何をやろうが、どこで何を言おうがどうでもいいんです。

だけれども、そこに過剰に反応してしまったりすると消耗する。

どうでもいいどうでもよくないの境目は曖昧だけど、大切なのはそこに自分ごとが絡むかどうかで仕事でもプライベートでも自分が絡むかどうかが一つの境目になると思うんですね。

で、このバランスが崩れると疲れたり、消耗する。

いわゆる他人軸に傾いてしまうっていう言い方が良いのかな。

なので、極論ですが自分の人生に1ミリも関係ないことはどうでもいいってちょっと冷たいかもしれないけれど、この考え方ってけっこう大切だと思っています。

自分に夢中になってみる

小さかった頃、何かに夢中になったことってあったと思うんですね。

ひたすら絵を描いたり、いつまでもゲームをやってたり、部活動に打ち込んだり。

あのときって、いわゆる時間を忘れて打ち込んでいましたよね。

周りが見えなくなるという表現をすると、その言葉で怒られた人もいるかもしれないけれど、あれだけ熱中、熱狂、そして夢中になってるときってあっという間に時間が過ぎて、自分もなんか心地よくて良い気分だったと思うんですね。

そんな感じで、自分に夢中になれると、周りのことなんて本当にどうでもよくなったりします。

そして手を止めた頃に残るのは心地よい疲れだったりしますね。

半径5メートルを幸せにする

基本的にすべてのことはどうでもいいからはじまって、自分の人生に1ミリも関係ないことに割く時間を減らすって視点を持ってみて、最後は半径5メートルを幸せにするというところ。

半径5メートルって数字だけ見ると狭いように感じるかもしれないけれど、手を広げてみるとけっこう広いことに気がつくと思います。

僕はクラシック音楽を生業にしているので、100人くらいが入れるコンサートのできるサロンのステージのような感じでしょうか。小編成のオーケストラであれば指揮者を中心に両サイドが5メートルくらいなのかな。

インターネット上ではたくさんの人の生活の一部を見ているけれど、実際に1日に会う人ってそんなに多くないし、その人との距離も多くは半径5メートルくらいの距離にあると思うんですよね。

で、この自分の半径5メートルくらいの距離の中で小さな幸せを感じるようなことであったり、なんか気持ちが良くなるようなことを積み重ねていくってところが大切なところ。

実際に交流関係も、仕事も、そして人脈も自分の半径5メートルくらいの距離からはじまることが多いし、とくにフリーランスで仕事をしていると口コミで仕事の幅が広がりますが、依頼をいただくのって自分とそう遠くない距離の人であることが多いと思うんですよね。

なので、半径5メートルを幸せにするっていうのは大切なんじゃないかなと思います。

おわりに

メンタル心理カウンセラーの資格を取得してから、自分の内面に向き合うようなことが増え考えていたことを書いてみました。

世間のいろんな出来事に、その人の感情が乗っかっていくからいろんなものが生まれていくと思うんですけど、その辺りは一度置いておいて、極端に僕の頭の中にあるものを書いてみました。

悪く言えば、他人に興味がない自己中心的な人間かもしれませんが、良く言えば自分軸をしっかり持っているということになるのかな。

でも、僕は自分の軸足で立つことができるから他人に何かを提供することができると考えています。

生き方に正解なんてないけれど、僕は今のところこんな感じで生きていくのが良いのかなと思っているので、この記事が誰かの背中を押すようなメッセージになっていたら嬉しいです。

それでは、また。

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イグチシンノスケ

千葉県出身。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校吹奏楽部を経て洗足学園音楽大学へ入学。 2022年春学期東京音楽大学指揮研修講座修了。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し、多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。指揮法を川本統脩、三河正典各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。初心者と子どものためのオーケストラpìccolo音楽監督。板橋区演奏家協会理事。取手聖徳女子高等学校音楽科非常勤講師。

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