先日、面白い編成のアンサンブルに参加してきました。
管楽器を主体とした編成なのですが、なんと弦楽器をサックスが担当するのです。
以前、NSOという弦楽器パートをクラリネットが担当するアンサンブルを聴きに行ったことがありましたが、この演奏スタイルに近いかもしれません。
指揮者の箕輪響さんは、これまでにもさまざまな編成でのアンサンブルにチャレンジしていたり、吹奏楽でコントラバスの協奏曲(カプッツィ)を演奏する機会をいただいたり、いろんな試みにチャレンジしています。
僕もはじめて弦楽器パートをサクソフォーンと一緒に演奏しましたがとても楽しい時間でした。
本日こちら!吹奏楽とヴァイオリン協奏曲、サックスオーケストラにコントラバスを入れたり様々な演奏形態にチャレンジしている演奏会。 pic.twitter.com/1RTrQOKBjK
— 井口 信之輔 / コントラバス (@igu_shin) March 20, 2022
コントラバスの配置研究
いつも吹奏楽では客席に近い位置で弾くことが多いですが、今回の演奏会はコントラバスを客席側ではなくオケの内側に配置して演奏しました。
バスサックスやバリトンサックスが客席側にあり、最初はコントラバスもその後ろで弾いていましたが、管楽器セクションとの距離が生まれてしまい、少しずつ内側に入っていったら周りから「この位置めっちゃ吹きやすい!」とか「よく聴こえる!」という声のある場所があったため、そこで固定。
僕もファゴットや雛壇にいるチューバの音が聴きやすく、久しぶりに管楽アンサンブルで舞台の内側に入って演奏しましたが、少し移動するだけでこれだけ周りの吹きやすさが変わるのかと、とても良い経験になりました。
ところで、内側って言い方であってるのかな。
僕は自宅療養だった期間もあり前日からの参加でしたが「コントラバス一本入るだけで音が変わる!」と言っていただけたのが嬉しかったです。
またご一緒できる機会を楽しみにしています!