コロナ禍に読みたい

コロナと音楽家。4度目の緊急事態宣言を受けての影響と対策。

コントラバス奏者、吹奏楽指導者、よこはま月曜吹奏楽団指揮者の井口信之輔です。

千葉と神奈川の二拠点生活をしながらSNSを駆使して活動の幅を広げ、演奏家としての経験を軸に日本で希少な弦楽器を専門とする吹奏楽指導者として活動しています。

さて、久しぶりに冒頭に自己紹介を持ってきました。

あまり長々とならなければ冒頭に自分が何者なのかを書いていくのも良いかもしれませんね。

しばらく続けてみようと思います。

緊急事態宣言の影響

さて、先日ニュースになった緊急事態宣言。

出るかどうかと噂になってたら宣言の発令が決まり来月22日までと約6週間また緊急事態宣言の期間となりました。

そうなると僕ら音楽家の生活にも影響が出始め、再び公演の延期や中止の連絡が入ったりします。

これまで3度にわたる緊急事態宣言で、自分にはどう影響が出るのかという予測は過去の経験から立てられますが、やっぱり影響が出るのは大変ですね。

仕事のキャンセルが続くと月の収入が十万単位で変化しますが、だからといってすぐに支援金が支給されるわけではありません。

それでも家賃や生活費は発生し、生きていくにはお金がかかります。

もうリアルサバイバル状態ですよね。

一応、月次支援金という支援制度もありますが条件が厳しいので該当しない人も多くいると思います。僕も1ヶ月しか該当せず、他の月は支援金を受け取れません。

収入が100%戻ったとはいえず60〜70%を行き来しているので、多分一番キツイところにいます。

でも、起きてしまったことは仕方がないのでこの状況下の中どんな手を打ち行動していくかを考えていきたいと思っています。

さて、どうするか。

コロナ禍を乗り越えるのに必要なのは収入の分散化

コロナ禍を過ごし一年以上が経ちましたが、ここまで長引くと思わなかったし、今の感じだと先が見えません。

持続化給付金からはじまった個人事業主やフリーランスへの支援も、一時支援金、月次支援金と条件が代わり支給されるのも月毎になってきました。

一時支援金+月次支援金で持続化給付金?

持続化給付金の再支給を求める声も多くありますが、一時支援金(30万)と月次支援金(毎月10万)数ヶ月分を足せば持続化給付金と近い額になります。

そう考えてみると、一気に受け取れた金額が月毎に分けられたとも捉えられます。

ただ、より必要な人に確実に届くようになった反面わずかな差額で給付条件に該当しなくなってしまう今、いつまでも給付金に頼れないなという思いがあります。

なので、どうするかと収入の分散化とそれまでの導線を設計すること。

今後もこうした状況が続くことを想定して生活を守るためにはこの方法がベストかなと思います。

収入の分散化とは?

収入の分散化は、複数の仕事をこなすことで収入源を分けていくこと。

収入を分散化させることで中止・延期による収入減少のリスク回避につながります。

収入の分散化のために、選択肢を増やす

収入の分散化をするためにはまず選択肢の数を増やすことで、選択肢の増やし方はスキルの掛け算。

コントラバス奏者であれば日本中にたくさんいますが、そこに自分の好きなことや得意なことを掛け合わせて考えてみることで、希少人材への道が開けます。

  • コントラバス×吹奏楽=弦楽器奏者の視点を持つ吹奏楽指導者
  • コントラバス×ブログ=レッスンや楽器についてのノウハウを発信
  • コントラバス×車を持っててフットワークが軽い=どこでも行ける

とか、こんな感じ。

結構、見落としていることもあるので自分の好きなことや得意なこと、褒められることが多いことなどを全部メモ帳に書き出していくことで今まで気づかなかったスキルを見つけられます。

選択肢の数を増やすために、活動面積を広げていく

選択肢の数を増やすには活動面積を広げていくことも大切で、まずは演奏家×指導者という掛け算で、演奏家として学んだことを指導者としての現場でアウトプットするとしてみます。

軸となるAという領域で演奏家としての経験を積み、その経験を生かし指導者としての活動を始めるB領域が生まれる。ここまでは多くの人がやっていて、このAとBを掛け算して新たなC領域を作る。

ここからがスキルの掛け算で、ここにオリジナリティが生まれ、はじめは点だった領域が線で結ばれ活動面積が広がり希少価値のある人材への入り口が開かれると思っています。

ここで注意しておきたいこと

この世界で若手であっても音楽を専門的に学んで学校をでたら世間では立派な専門家です。

A領域からB領域に進むとき、自分はまだまだと思ってブレーキをかけないことが大切。

おわりに

活動面積を増やし、こなすことのできる仕事の選択肢を増やす。

そして収入源を複数に分けて予想ができない中止や延期のリスクに備える。

これが、4度目の緊急事態宣言を受けて改めて感じたことそして、音楽家が音楽家であり続けるために必要なことだと思いました。

大変な状況が続きますが、頑張っていきましょう!

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イグチシンノスケ

1987年、千葉県生まれ。 船橋市立葛飾中学校管弦楽部にてコントラバスと出会う。 千葉県立市川西高等学校を経て洗足学園音楽大学へ入学。 在学中より「吹奏楽部におけるコントラバスの現状」に着目し多くの講習会に講師として参加。大学卒業後はフリーランスのコントラバス奏者としてオーケストラ、吹奏楽、室内楽をはじめ楽器製作ワークショップやレコーディングなど多方面での演奏活動をする傍ら、吹奏楽指導者・アマチュアオーケストラのトレーナーとしても活動しており、中でも吹奏楽におけるコントラバスの指導に力を入れている。 これまでにコントラバスを寺田和正、菅野明彦、黒木岩寿各氏に師事。よこはま月曜吹奏楽団指揮者。板橋区演奏家協会理事。ルロット・オーケストラ、ブラスエクシードトウキョウメンバー。

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